WiMAXは基本的に通信量が実質無制限で使用できる唯一のサービスとなっており、その対応エリアの広さと通信環境が優れているという点が多くの人々から支持されているポイントとなっています。
そんなWiMAXですが、使用していない人や、使用を検討している段階で止まってしまっている人の中には、「自分の利用エリアは田舎だから利用できないだろう」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
WiMAXは日本全国の広い範囲をカバーする対応エリアの広さも特徴の一つですが、確かにそれは都心部等の人口が密集しているエリアのイメージが強く、人があまり密集していない、いわゆる田舎まで対応エリアなのかは気になるところでしょう。
今回はそんな方々のために田舎でのWiMAX利用について説明していきたいと思います。
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Contents
WiMAXは田舎だと繋がりにくいのか?
WiMAXは田舎だと繋がりにくいようなイメージを持たれている方は少なからずいらっしゃると思いますが、実際このイメージは本当なのでしょうか。
【悲報】
田舎すぎてWiMAX繋がらない可能性— ✧ コロナ ✧ (@___Tama_Yura___) January 10, 2022
ではどのエリアが向いているのか、実際にエリアマップを参照してみましょう。
人口カバー率は90%以上はある
エリア名 | 関東エリア | 関西エリア | 九州エリア |
WiMAXエリア判定 | ![]() |
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地図の見方
・赤色のエリア:5G(Sub6)
・オレンジのエリア:5G(NR化)
・黄色エリア:4G
WiMAXはサービスを開始してから、都心部のような人口が集中するような場所を中心に対応エリアを広げていました。
その方が効率的に利用者を増やすことができるためある意味当然といえるでしょう。
地方・田舎では繋がりにくいエリアも実際ある
エリア名 | 八王子奥多摩 | 三重県 | 鹿児島 |
WiMAXエリア判定 | ![]() |
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この対応エリアの拡張については現在も続いており、田舎のような人口が集中していない地域への対応エリアの拡張や、都心部の中でも電波が届きにくかった地下鉄のようなエリアへの対応が進められています。
WiMAX+5Gの回線速度がイマイチだったのですが、今朝測定したら急に速度が出るようになっていた。深夜にフクロウが鳴くような田舎でもインフラの改良が進んでいるようです。これだけ出ていれば充分。#回線速度 pic.twitter.com/60QxtazICz
— はる (@kodomohalsan) July 15, 2023
そのためサービス開始直後の段階では人口の密集していないエリアへの対応が決して十分とは言えなかった時期があったと言え、その当時のイメージを持たれている方やその方の残した口コミ等によって、極端な田舎ではWiMAXが使用しにくいといったイメージがあるのかもしれません。
ただ、先ほども述べたようにWiMAXは現在も対応エリアを広げている最中であるため、速度が改善されている!と実感している方も実際はいます。
近い将来田舎であろうと都会であろうと関係なく、どんな場所でもWiMAXが利用できると言い切れる日も遠くないのかもしれません。
都会であってもWiMAXが繋がりにくいことはある
WiMAXは田舎のような人口の密集していない地域では繋がりにくい可能性があることをお伝えしましたが、人口が密集する都会であってもWiMAXが繋がりにくくなることはあります。
都内で全くWiMAX繋がらないんだけどなんだこれ?不具合?
— 伊豆ジャルゴン (@jargon01) August 12, 2023
通信が悪くなる要因について下記の記事で詳しく書いています。
大まかにまとめると6つの要因があります。
通信が悪くなる要因
・10回以上の高層階、または地下での使用
・高層ビルが立ち並んでいるオフィス街での利用
・WiMAXの近くに電波を阻害するものがある
・WiMAX機器に熱がこもってしまっている
・同時接続が許容量を超えてしまっている
・電波の帯域は使用環境にあっていない
と大まかに述べましたが上記の理由で電波が繋がりにくくなることがあります。
ご利用の地域でWiMAXが利用できるのか確認する方法
一般的に田舎と呼ばれる人口が密集していない地域を含め、WiMAXはそのホームページでマップを確認することによって、概ね対応エリアか否かの判別をすることができます。
自分のマンションでWiMAXを使えるかどうか不安な方は、この「ピンポイントエリア判定」で確認してみましょう。
実際にマップを確認すると日本地図のほとんどに色がついており、色が付いていないエリアがWiMAXの非対応エリアとなります。
実際に地図を見るとわかるのですが、非対応エリアは山間部等に集中しており、ほとんどの地域で利用できることが確認できます。
しかし、この地図上での確認だけでは絶対にWiMAXが利用できるかというとそういうわけではありません。
実際は対応エリア内だったとしても、周囲の環境等によっては受信できないといったことや、通信環境が不安定になってしまい十分なパフォーマンスを発揮できないといったことが起こる可能性もあります。
このお話を聞くとWiMAXを契約して実際使えなかった場合は料金の支払い損になると思う方もいらっしゃるでしょうが、実際はWiMAXには無料お試し期間があります。
契約するプロパイダによって細かい期間等の条件に差はあるでしょうが、大体2週間ほど実際に提供されるWiMAX機器と同様の性能のものを貸し出してくれるため、実際に自身の生活環境の中でWiMAXが利用できるかを確認してから、WiMAXを実際に利用するかどうかを判断することが可能になります。
このことからも自分は田舎に住んでいるからとWiMAXの利用をあきらめる前に一度無料お試しを申し込んで実際に使用してから判断するのが良いといえるでしょう。
契約後に繋がらなくても解約金0
broad WiMAXの最新プランでは解約金が発生しないプランがあります。
プラン名は「ギガ放題縛りプラン」です。解約金が発生しないため、試しに利用してもし通信状態が悪かったり、持ち出しによる通信障害が起きやすい場合などに気軽に解約ができます。
もう一つのプランは「ギガ放題コスパプラン」というプランがありますが、こちらは2年以内の解約をすると税込で4818円かかります。
ですが2年を過ぎると解約金がかからなくなるので、解約する心配はないという方にはおすすめです。
お試しで試せるTry WiMAXがある
WiMAXには、Try WiMAXといって、15日間無料でWiMAXを試せるサービスがあります。
その際、本契約となる機器でお試しができるので、このTry WiMAXを利用してから契約する方も多くいらっしゃいます。
「自宅ではちゃんと電波が入るの?」「持ち運びで通信障害はないかな?」などの心配もこのTry WiMAXで気軽に試せます。
レンタル料金なども一切かからないので、ご自宅のエリア判定の結果が良くなかった方に特にオススメのサービスになっています。
Try WiMAXが気になるか方はこちら
まとめ
今回は田舎でWiMAXが利用できるのかという点に焦点を当ててきました。
簡単に要点をまとめると、WiMAXが利用できるのかどうかは都心部か田舎かといった区別でひとくくりに決められないため、事前にマップで確認し、その後お試し期間を利用して一度実際に使用できるかを確認した方が良いといえるでしょう。
また、実際に契約した後も何らかの理由でWiMAXが利用できなかった場合には、8日以内なら違約金等が発生せずに解約することが可能であるためその点も安心といえるでしょう。