現在多くの人がスマートフォンやパソコンといった通信機器を屋内と屋外を問わずに利用しています。
そんな人々の中には各通信キャリアとの契約月額通信量だけでは足りないという方や、仕事の都合上屋外でパソコン等の通信機器を使用する必要があるといった理由のために、WiMAXを利用したいと考える方もいらっしゃるでしょう。
WiMAXは基本的に実質無制限で使用できるWi-Fiサービスであるため、他のWi-Fiサービスと比較しても非常に人気のサービスになっています。
この実質無制限で使用できるWi-Fiサービスは現状WiMAXしか存在しません。その他のWi-Fiサービスについては一定期間に通信量が定められた量を超えてしまうと、通信速度が遅くなったりと通信環境に制限が発生することがあります。
ひと昔前にはWiMAXにも3日間に15GB以上の通信量が発生した場合には通信速度に制限が入るようになっていましたが、現在ではこの制限はなくなっており、本当にいくら通信量を使っても制限に悩まされることの無い通信サービスとなっているのです。
そのため多くの人がWiMAXを利用していることもあり、深夜など夜遅い時間に回線が混雑することもあります。
今回はその原因や対処法をお伝えしていきます。
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Contents
WiMAXの回線が深夜に遅くなる原因
WiMAXを利用していると深夜の回線が遅くて困ったりすることはありませんか?
深夜1時頃からUQのWiMAXモバイルWi-Fiが使えないですね。
ペアリング出来てるのにネットに繋がらない。
再起動やパスなどの打ち直し諸々やってもダメ。これは困ったなぁ。
— 近沢博行 (@chika_guitar) August 27, 2022
なぜ深夜帯にWiMAXが利用できなくなるのでしょうか。
その理由については”夜になるとインターネットを利用する人が増えるから”
といった理由が大きいでしょう。
夜になるとインターネットを利用する人が増えるから
普段は問題がないのに、夜になると回線が混雑する理由の主な原因としては、回線が混雑しているということがあります。
特にアクセスが集中する18時から深夜0時の間に回線が遅くなることが多いようです。
やはり、学校や仕事から帰宅してネットを利用する人が多いのでこのようなことになりやすいようです。
ですがこれはWiMAXだけに限った話ではなく、他社のWi-Fiや光回線も同様です。
最近は以前よりも動画配信サービスなどが充実していますので、インターネットに使う時間が長くなってきているのも理由の一つかもしれません。
WiMAXは、各地に設置してある基地局を通して電波を発信しています。
基地局一つで補える数には限界があり、住宅街や集合住宅などの人が密集しているところだとWiMAXのWi-Fiを利用している人も多いと思いますし、そのような場所でWiMAXをお使いの方は特に深夜帯で回線が遅くなりやすい傾向にあります。
近くに基地局が増えるか、周りに住む利用者の数が減らない限り、自分では防ぎようがないので仕方のないことだと割り切りましょう。
そうなってしまった場合の対処法もご紹介いたしますのでご確認ください。
他にも、WiMAXの電波マークがバツマークになったりすると、深夜帯だからという理由だけでなく、他にもいくつか理由があります。
WiMAXのアンテナがバツマークになる原因
・WiMAXの電波受信状況が悪い
・WiMAXの設備や端末に不具合がある
・WiMAXの故障
その理由についてはこちらの記事に詳しく解説しているので参照してみてください。
回線が遅くなった時の対処法
深夜帯は回線が混雑して、回線が混雑しやすくなることを考慮した上での対処法を考えましたので参考にしてみてください。
容量の大きいファイルは夜の時間を避けてダウンロードする
夜に回線が遅くなってしまうのは仕方がないことなので、そのことは割り切って考えたほうが得策です。
大容量のファイルのダウンロードは通常時でも時間がかかるものなので、深夜帯の回線が混雑する時間帯と重なるともっと時間がかかってしまいます。
そのため、深夜帯のファイルのダウンロードは極力避けて、できれば他の人が回線をあまり使っていない時間帯にダウンロードしておくのが良いでしょう。
電波のいいところに引っ越しをする
これは最終手段ですが、タイミングよく引っ越しをお考えの方はWiMAXの電波が通りやすい場所を候補に入れて考えてみてもいいかもしれません。
WiMAXの利用可能エリアはホームページで確認することができます。
利用可能エリアは日々増加してきており、基地局の場所も確認できるのでそれも踏まえて引っ越し先を選ぶのも一つの手だといえます。
田舎でも電波速度は改善されてきている
以前では、田舎のように都心部から離れた場所ではWiMAXの電波は届きにくいと言われてきましたが、現在では電波を発信する基地局の増加で利用対応エリアが広がったり、5G回線が使えるようになったため電波の速度が改善されてきています。
たとえ都心部であっても繋がらない場所もあったりしますし、実際に田舎にお住いの方でも快適にWiMAXを利用している方もいますので、必ずしも田舎だからと言って電波が弱いということはないようです。
WiMAX+5Gの回線速度がイマイチだったのですが、今朝測定したら急に速度が出るようになっていた。深夜にフクロウが鳴くような田舎でもインフラの改良が進んでいるようです。これだけ出ていれば充分。#回線速度 pic.twitter.com/60QxtazICz
— はる (@kodomohalsan) July 15, 2023
対応エリアは日々拡大していますので、近い将来日本のどこにいてもWiMAXが使える時代が来るかもしれませんね!
深夜でも回線速度は問題ない場合もある
WiMAXは深夜帯でも回線速度は変わらず、むしろ快適だという声もあります。
深夜になるとWiMAXクソ速くて草
— シュール大臣 (@Summer_Futon) April 24, 2023
いくらドコモ回線が最近重いとはいえ、この時間帯(深夜3時)に使い物にならないほど重いのは、さすがに何かおかしいのでは…
なおau回線(WiMAX)はサクサク— 齊藤 (@saito_ta) May 3, 2023
WiMAXが深夜帯に回線が遅くなるのは、その時間帯になるとWiMAXの利用者が増えて一つの基地局内で回線が混雑することが原因です。
そのため、WiMAXの基地局から近かったり、周りにWiMAXの使用者が少なかったりすると深夜帯でも快適にインターネットを利用することができるのです。
要は、ご自身の周りにWiMAX利用者がたくさんいるかどうかの違いなのです。
深夜帯じゃなくても回線速度が遅い場合は?
深夜帯に回線が遅くなる理由として、深夜帯はWiMAXの利用者が増えるため回線が混雑するのが原因でした。
しかし、深夜帯でなくても回線が遅くなるのは他に原因がある可能性が高いです。
次にその原因と対処法をお伝えしていきたいと思います。
Wi-Fiルーター自体に原因がある
ご自身がお使いのWi-Fiルーター自体に不具合が生じている可能性があります。
対処法
まずは電源を切って(コンセント自体を抜いて)再起動してみてください。
ほとんどの場合はこれで状況が良くなるはずです。
ずっと電源を入れたままにしていると不具合が起こりやすくなる場合がありますので、たまには電源を入れ直してみるのも良いかと思います。
他の電子機器が電波に干渉してしまっている
Wi-Fiの電波というものは、他のWi-FiやBluetooth、電子レンジなどの電化製品の電波に干渉を受ける可能性があります。
これは、ほとんどの電化製品が発している電波が2.4GHzなのでWi-Fiの2.4GHzの電波と干渉してしまいます。
対処法
Wi-Fiには主に2.4GHzと5GHzの2種類の電波があり、それぞれ状況に応じて切り替えることが可能です。
もし電波干渉を受けているのだとしたら、まずはWi-Fiの電波を5GHzに切り替えてみてはいかがでしょうか。
5GHzの電波は、2.4GHzよりも回線速度が速いのですが、その代わり壁などの障害物に弱いです。
そのため、5GHzでWi-Fiを利用する場合はルターの周りに障害物を置かないようにして同じ部屋で利用すると良いでしょう。
また、ルーターを電子レンジなどの近くに設置している場合は、電波が干渉しやすくなりますので、離れた場所に設置にて接続し直してみてください。
対応エリア外の場所で利用している
前述したように、WiMAXは各地に設定されている基地局を通して電波を発信しております。
基地局から離れた場所で利用していたり、山間部や地下などの電波の届きにくい対応エリア外で利用している場合は回線が遅くなりやすいです。
対処法
WiMAXの対応可能エリアはホームページで確認することができます。
そこでご自身がお住まいの場所がWiMAXの利用可能エリアかどうか確認していただき、対応エリア外だった場合はそれが原因といえるでしょう。
基地局は日々増設されていますので対応エリアは随時更新されています。
今では地下鉄線内にもアンテナが設置され、地上にいる時と同じようにWiMAXを利用することができます。
ルーターの設置場所がよくない
Wi-Fiの電波状況はルーターの置く場所によってかなり違ってきます。
ルーターの置く場所を変えるだけでも電波が良くなることがありますのでお試しください。
対処法
Wi-Fiの電波は障害物に弱いので、壁や物に囲まれていない場所に設置すると電波の通りが良くなります。
また、ルーターを部屋の高い位置に設置したり、窓の近くに設置すると電波を受信しやすくなるのでお試しください。
通信障害が起こっている
上記のどれにも当てはまらない場合は、WiMAX側で通信障害が起きている場合が考えられます。
台風や大雨が起こると基地局で不具合が発生し、通信障害が起きてWi-Fiが繋がらなくなることがあります。
対処法
通信障害の状況は、ホームページで随時確認することができますので、もしかして?と思った方は一旦ホームページで状況をご確認ください。
通信障害が復旧した場合もその旨が更新されますのでその後にまたWi-Fiに繋ぎ直してみてください。
速度制限にかかっている?
データを使いすぎて速度制限がかかっっていると思われる方もいるかと思いますが、もし通信制限がかかっている場合はお使いのルーターが古い機種の可能性があります。
なぜなら、現在WiMAXが発表している「WiMAX+5G」はデータをいくら使っても速度制限がかかりことはありません!
以前の「WiMAX2+」のプランですと3日で10GBのデータ容量を超えると通信制限がかかってしまうものがありましたが、現在の新しいプランはそのようなことはなく、以前より利用料金もお安く速い回線速度で利用することができます。
まだ古い機種をご利用の方はこの機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
以前のプランでは有料オプションで「ハイスピードエリアモード」というものがあり、これは回線速度が遅いときに、追加料金を支払ってauの4G LTE回線が使えるというものでした。
しかし、今の新しいプランでは追加料金を支払うことなく、スタンダードモードでau 4G LTEの回線を利用することができます。
それに加えて、5G回線も利用できるので以前よりも圧倒的に繋がりやすく速い回線スピードでインターネットを利用できるようになりました!
他社と比較しても、料金や回線速度などのスペックが業界イチですので、ご契約がまだの方はこの機会に乗り換えてみては以下かがでしょうか。
お得に乗り換えられるキャンペーンも実施中ですのでご検討ください!
まとめ
今回は、WiMAXが深夜帯になると回線速度が遅くなってしまうということについて解説してきました。
主に18時から深夜0時はネットを利用する人が最も多く、回線が混雑してしまうため回線速度が遅くなってしまうのは仕方のないことだといえます。
少しでも改善するために、大容量のファイルをダウンロードするときは、利用者の少ない昼間の時間帯に行ったり、電波の受信を受けやすくするためにルーターの設置場所を変えてみたり、周波数を変えて電波の干渉を少なくして利用すると良いかと思います。
古い機種や、他社のWi-Fiを利用している方は、生まれ変わった新しいプラン「WiMAX+5G」に乗り換えてみてはいかがでしょうか。
月々の利用料金も業界最安で、追加料金なしでau 4G LTE回線を使うことができるので回線スピードもお墨付きです。
もし解約したくなった時も安心です。
以前では解約料金が2万円近くかかっていたものが、今では解約金がかからないプランもあります。
ぜひこの機会にご検討ください!