WiMAXの契約を視野に入れている方の中で、速度制限について疑問を持っている方は多くいるでしょう。
どうすれば速度制限がかからずに使えるのか、そのことについて詳しく説明していきます。
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※これまでWiMaxは3日で15GBの制限がありましたが2022年2月からは完全無制限!さらに5G対応で違約金なしプランも登場!安心して利用できるようになりました。
Contents
WiMAXの速度制限について
WiMAXの契約プランは、ギガ放題プランと月に7GBまでの通常プランの2種類になります。
そのプランによって速度制限の条件は変わってきます。
主に速度制限の種類は3つあります。
速度制限の種類は3つ
・ギガ放題プランの3日間で10GBの速度制限
・WiMAXの通常プランでの月に7GBの速度制限
・ハイスピードプラスエリアモードでの月間7GBの速度制限
この3種類の速度制限について詳しく解説していきます。
ギガ放題プランの3日間で10GBの速度制限
こちらはWiMAXの中で最も契約者の多いプランになるでしょう。
ギガ放題プランなので月間でのデータ容量は無制限に使えることができます。
ただし、その代わりに3日間で10GBまでという通信制限があります。
ですが、ギガ放題プランは制限がかかったとしてもそこまで困ることは無く、低速時であっても1bpsは出るのでYouTubeなどの動画サイトも通常画質であれば問題なく再生できる通信速度です。
さらに速度制限といってもその期間は翌日の18時から翌々日の2時までの8時間の間だけとなっております。
WiMAXの通常プランでの月に7GBの速度制限
WiMAXの通常プランの場合、月間に使えるデータ容量は7GBまでと決められています。
月に7GB以上の通信量を使ってしまうと速度制限がかかってしまいます。
ギガ放題プランとの相違点は次の月になるまで制限が解除されない点です。
さらに通信速度も、最大時には1237Mbpsあるところ、通信制限がかかると0.123Mbpsまで制限されてしまいます。
0.123Mbpsという速度では動画をまともに視聴することはできなくなりますし、インターネット検索をするにしてもかなりの時間がかかるほどです。
そのため通常プランをご契約の際は月に7GB以上は使わないように心掛けデータ容量を常に確認することが必要になってきます。
ハイスピードプラスエリアモードでの月間7GBの速度制限
こちらはギガ放題プラン、通常プランで共通して利用できるハイスピードプラスエリアモードを利用した時の速度制限です。
ハイスピードプラスエリアモードとは、通常のWiMAX回線よりも通信速度はより早く、通信エリアもより広く使えるオプションの通信モードです。
しかし、この通信モードも月に7GBを超えてしまうと速度制限がかかってしまいます。
この場合の制限内容はプランに関係なく次の月まで最大速度が0.123Mbpsに落ちてしまいます。
ギガ放題プランに加入していた場合でも、この速度に落ちてしまうのでハイスピードプラスエリアモードを使用する際は十分注意しましょう。
ハイスピードプラスエリアモードはau4GLTE回線を利用するためとてもサクサク回線を利用できますが利用中はこまめにデータ容量を確認しながら使用しましょう。
なぜギガ放題のはずなのに通信制限が存在するのか。
そう疑問に思う方も多くいるでしょう。私もその一人でした。
しかしこれはWiMAXの策略でもなんでもなく、きちんとした理由があります。
その理由とはWiMAXを契約している方たちの通信を平等にするためです。
もし通信制限がなかった場合、一部の人がデータ容量を使いこんでしまったときにWiMAXの回線が占領されてしまい、他の利用者の通信速度が遅くなってしまうからです。
同じ契約料金を払っているにもかかわらずそのようなことが起こってしまっては、ヘビーユーザーとライトユーザーに明らかな格差が起こってしまいます。
そうなってしまっては不平等ですので、WiMAXのギガ放題プランであっても3日間で10GBの制限が設けられているのです。
3日間で10GB・月間7GBではどこまでできるのか
WiMAXの速度制限について説明してきましたが、3日で10GBなどといわれてもどのくらいインターネットを利用できるのかあまりピンと来ない方も多くいるはずです。
そこで次に、WiMAXの速度制限の目安になるように具体的にどのようなことができるのか説明していきます。
イメージの湧かない方はこちらを参考にしてみてください。
ギガ放題プランの3日間で10GBでは何ができるか
10GBでのデータ量の目安は以下の通りです。
ポイント
・YouTubeを通常画質で視聴した場合 約47時間
・インスタグラムの閲覧 写真700分、動画1400分
・メールの閲覧 約65万通
・ウェブサイトの閲覧 約3万回
・音楽のダウンロード 約2500曲
ご覧通り10GBではこのようなことができます。
メールやウェブサイトのみを閲覧する場合では通信量を使いきる方が難しいでしょう。
動画を視聴した場合もそこまで気にすることは無く、1日15時間動画を視聴したとしても制限にはかからないほどです。
ただしアプリやゲームなどをダウンロードする場合は一気に容量が減る場合もあるのでその時はあらかじめどのくらいの通信量がかかるのかチェックしてからダウンロードするようにしましょう。
インスタグラムの場合も画像と動画が大量にダウンロードされるので気が付いたら速度制限に、なんてこともありますのでご注意ください。
個人差はありますが日常的に使う分には10GBを超えることはほとんどないと思います。
通常プランの月間7GBでは何ができるか
7GBでのデータ量の目安は以下の通りです
・YouTubeを通常画質で視聴した場合 約31.5時間
・メールの閲覧 約44890通
・ウェブサイトの閲覧 約73290ページ
・音楽のダウンロード 約1750曲
月間であまり通信量を使わない方ならばこれでも良いかもしれませんが、こちらの通常プランはギガ放題プランと違って1カ月に個の通信量なので、動画を多く視聴したい場合には通常プランではすぐに制限がかかってしまうでしょう。
ですので通常プランに向いている方は、インターネットを利用する際は、メールやサイトの閲覧ぐらいしか使わないという方におススメできるでしょう。
速度制限中にできることとは
では逆に、速度制限になってしまった後にどのようなことができるのか。
ギガ放題の場合は制限解除まで1Mbps。
通常プランの場合は0.123Mbpsまで速度が落ちてしまいます。
この状態でどのようなことができるのかそれぞれ解説していきます。
1Mbpsの場合
ギガ放題プランの速度制限は最大で1Mbpsまで下がります。
ですがこの場合そこまで気にする必要はなく、YouTubeでの動画視聴やサイトの閲覧など問題なく利用できることでしょう。
おおきなデータのダウンロードはできませんが日常的な用途で使用する分には問題ないでしょう。
0.123Mbpsの場合
通常プランの速度制限は0.123Mbpsまで速度が落ちてしまいます。
数字を見てもわかると思いますが、この通信速度ではできることはかなり限られてしまいます。
LINEやメールでしたらそこまで気にすることなく利用できますが、画像の多いサイトなどは表示されるまでに時間がかかり、かなりストレスがかかってしまいます。
動画の場合はスムーズに見ることは不可能といっても良いでしょう。
通信制限はいつまでか
WiMAX回線を利用する際、いくら気をつけていても速度制限に引っかかってしまうこともあると思います。
WiMAXの場合ではスマホのように通信量を追加で購入することはできません。
では速度制限がかかってしまったらどうすればいいのか、制限が解除されるのはどのタイミングなのか、そのことについてプラン別に詳しく解説していきます。
ギガ放題プランの速度制限が解除されるタイミング
ギガ放題プランでは3日間で10GBという制限があります。
ですが、通信量が10GBを超えた時点ですぐに速度制限がかかるということはありません。
速度制限がかかるのは10GBを超えた翌日の18時から制限がかかり、そしてその翌日の2時には制限が解除されます。
この時間帯は最もインターネット回線が込み合っている時間帯なのでこの時間に設定してあります。
ですが必ずしも制限が解除されるということは無く、3日間の通信量の合計が10GBを下回らない限り速度制限は続くので注意してください。
そのため3日間で10GBを超えてしまった時には速度制限が解除される間瀬通信の利用は避けて、また制限が解除されてから利用すると良いでしょう。
速度制限が解除されない?
速度制限が解除される午前2時より前に継続してWiMAX回線に接続している場合にはその日の午後6時頃まで制限が解除されないことがあります。
その場合は通信を一度切断するか、WiMAX端末を再起動することで速度制限を通常に戻すことができるのでお試しください。
通常プランの速度制限が解除されるタイミング
WiMAXの通常プランとハイスピz
前述した通りギガ放題と違って次の月になるまで速度制限が解除されることは無いので通常プランやハイスピードプラスエリアモードでは動画の視聴や大きいデータのダウンロードは極力避けて利用するようにしましょう。
WiMAXで速度制限がかからないようにするには
WiMAXを利用するにあたって速度制限がかからないようにするためにはどのようなことを心がければよいのか。
その対策についてご説明いたします。
モバイルルーター端末で通信量を確認する
WiMAXのモバイルルーター端末には通信量カウンターというものがあります。
これを設定することで現在のデータの通信量を確認することができます。
表示の仕方も1カ月と3日間を選択することができ、通常プランやギガ放題プラン℃知多のプランにも合わせられるように設定することができます。
通信量を使いすぎてしまったなという時はルーター端末でこの通信量カウンターを確認することで速度制限を回避する目安になることでしょう。
通信量カウンターの設定の仕方は以下の通りです。
通信量カウンターの設定の仕方
1.WiMAXのモバイルルーター端末のメニューで『設定』を選択する。
2.『ステータス』の『通信量カウンター』を選択する。
3.『ホーム画面表示設定』から1カ月・3日間どちらかを選択する。
4.『データ設定』で1カ月・3日間どちらかを選択する。
5.『カウント方式』からカウントしたいモードをオンにして完了です。
通信量が多くかかることはしない
例えばどういうことかというと、動画をあまり見ないようにしたり、見るとしても低画質で視聴するなど工夫が必要です。
ゲームなどの大きなデータのダウンロードはなるべく避けるようにして、速度制限を回避する必要があります。
固定回線とWiMAX端末を使い分ける
動画の視聴や重いデータのダウンロードは自宅の固定回線を使うようにして、外出先でWiMAX端末を使うようにするなど使い分けることによって速度制限を回避することができます。
au Wi-Fiスポットを利用する
au Wi-Fiスポットとは喫茶店や駅などの全国20万カ所で利用できるWi-Fiスポットで、WiMAX2+サービスをご利用中の方でしたら無料で利用することができます。
au Wi-Fiスポットを利用するための設定の仕方は以下の通りです。
au Wi-Fiスポットを利用するためのポイント
1.WiMAX端末の設定画面を開く。
2.『Wi-Fiスポット接続』をオンにする。
3. au Wi-Fiスポットのアクセスポイントに接続する。
4. au Wi-FiスポットのSSIDを選択して設定完了です。
WiMAXの最新式ルーターを使用する
WiMAXのモバイルルーター、WX06とHOME02には通信モードの自動切り替え機能が搭載されています。
このルーターにはau4GLTE回線を利用できるハイスピードプラスエリアモードの速度制限を自動で回避してくれる機能があるのです。
この端末であらかじめハイスピードプラスエリアモードの上限データ通信量を設定しておくと、そのデータ量に達した時に自動的に通常のモードへと切り換えてくれます。
ギガ放題プランのかたでハイスピードプラスエリアモードを利用したいという方でもこの機能はとても便利なものになります。
ハイスピードプラスエリアモードでは月に7GBまでという制限があるのでこの機能を使えばうっかり通信量をこえて速度制限がかかってしまうという事態を回避することができますので、契約の際はこの最新機種にしてみても良いかもしれません。
まとめ
今回はWiMAXの速度制限について解説してきました。
WiMAXの契約プランには通常プランとギガ放題プランの2種類があり速度制限にも違いがあります。
インターネットをあまり利用しない方は月間7GBまでの通常プラン。
たくさん使いたいという方は3日で10GBまでのギガ放題プランにしましょう。
ご自身のインターネットの利用頻度などを見返してみて自分に合ったプランで契約するのが良いでしょう。
ご利用の際は通信量をこまめにチェックし、速度制限がかからないように注意が必要です。