WiMAXを利用する際に固定電話も利用することって可能なの?
固定電話も利用できるか気になる方もいらっしゃるかと思います。
本ページではWiMAXで固定電話が利用できるのか、メリットや注意点なども一緒にご紹介していきます!
\今すぐWiMAX情報を知りたい方は!/
Contents
WiMAX契約時についてくる電話番号のみでは利用できない
WiMAXを検討しているけど固定電話も利用できるのか、気になっている方いらっしゃると思います。
WiMAXが気になる。固定電話+ADSLをWiMAXに変えたほうが安く済むのだが、家の中で不通に使えるんだろうか?
— ๑•̀ㅁ•́๑ )ノ゙✧ ✧ ✧ ✧ (@si31415926535) September 14, 2011
WiMAXと固定電話について詳しく説明していきたいと思いますが、まず理解しなければいけないのは最初のWiMAX契約時についてくる電話番号は固定電話としては使えない、ということです。
その電話番号は”UIMカード ”いわゆるSIMカード のような専用の管理番号 となっています。
070から始まっているので勘違いをしてしまうかもしれません。
実際その電話番号にかけてみると「おかけになった電話番号はお客様のご指定によりご利用はできません。」と言った音声が流れるだけです。
WiMAXを契約した後でも固定電話を利用する方法
WiMAXを契約した後でも固定電話を利用することは可能ですが、WiMAXの契約のみでは固定電話を利用することができません。
利用するには条件があります。
例えば現在WiMAX以外の光ファイバーでインターネット回線や固定電話を利用していた場合。
光ファイバーを解約してしまうと固定電話は利用できなくなってしまいます。
その場合アナログ回線に戻すと言ったやり方がありますので以下にて詳しく説明していきたいと思います。
WiMAXで固定電話を利用するには大きく分けて2パターンの方法がある。
固定電話を利用するには大きく分けて2パターンの方法がありますので、メリット、デメリットと含めてご説明いたします。
WiMAXを契約した後でも固定電話を利用する方法「アナログ回線を利用する」
WiMAXを契約した後でも固定電話を利用する方法の一つは「アナログ回線の利用」となります。
アナログ回線とは・・・アナログ信号によって通信している電話回線です。
銅線に通話音声をそのまま載せて伝えています。電話機の周辺機器のラベルに”ADSL”と書いていればアナログ回線です。
過去にアナログ回線を利用していた場合はただ電話機を接続するだけではなく、改めて再びアナログ回線の契約が必要となることには注意が必要です。
アナログ回線の契約が過去に一度もない方に関しましては、新規でアナログ回線の契約が必要となります。
その際にはアナログ回線設置のための工事が必要となりますので、初期費用が発生することに注意が必要です。
初期費用については地域や契約内容によって開きがあるため一概には言えないのですが、おおむね初期費用2,000円~13,000円、月額費用は1,500円~2,000円程度となっております。
正確な金額が知りたい方はお住まいの地域のNTT等にご連絡いただき、確認していただくのが確実でしょう。
また、現在デジタル回線を利用している方は、デジタル回線をそのまま固定電話として利用することも可能です。
デジタル回線とは・・・音声を電気に乗せ、銅線で送っています。電話機の周辺機器のラベルに”ISDN”と書いていればデジタル回線となっています。
デジタル回線を利用している方は、アナログ回線に戻すことによって固定電話を利用することも可能
デジタル回線をアナログ回線に戻して固定電話を利用する際には、固定電話の番号が変わることなく利用することが可能です。
この方法は「アナログ戻し」と呼ばれており、「アナログ戻し」とはデジタル回線(IP電話、ひかり電話、ISDN回線等々)で利用していた電話番号を他社の回線へ乗り換えた際に、乗り換え後も継続して利用するため、一旦アナログ回線に戻す手法のことです。
電話番号が変わらず、固定電話を利用し続けることができることは大きなメリットになると言えます。
WiMAXで固定電話を利用する方法「IP電話を利用する」
WiMAX契約後インターネット上で固定電話を利用するやり方があります。
固定電話を利用する方法の二つ目は「IP電話の利用」です。
IP電話とは・・・ネット回線などのデーター通信を利用した電話サービスのこと。例】0AB(固定電話)や050から始まる電話番号、またはLINEやSkyoeなどのサービスがあります。
IP電話を契約することによってWiMAXを固定電話として利用することが可能です。
しかし、現状IP電話と一口にいっても様々なサービスが運用されているのが現状です。
今回は代表的なものを三つご紹介させていただきますので、ご参考になれば幸いです。
1.「050Plus」
こちらはNTTコミュニケーションが提供している、スマホに専用のアプリをダウンロードすることにより、スマホを固定電話のように扱うことができるようになるIP電話サービスとなっております。
最大の特徴としては一般的な固定電話よりも通話料が安いことです。
電話の相手が携帯電話の場合1分間あたり16.8円、固定電話の場合3分間あたり8.4円、更に相手が同じ050の番号の場合相手への通話料は無料となります。
その他「050Plus」の利用に際しては月額324円の基本料金がかかりますが、そこを含めても、普段通話の利用が多い方にはお勧めできる内容となっておりますデメリットとして挙げられる点は119番や110番といった緊急ダイヤルに発信することができないということが挙げられます。
かける機会は少ないとはいえ、緊急の際に電話を掛けられないというのはデメリットといえます。
2.「SMARTalk」
「SMARTalk」もスマホにダウンロードして利用するタイプの通話アプリとなりますが、大きな特徴として挙げられるのは、月額の利用料金が発生しないということです。
月額の利用料金が発生しないながら、留守番電話や着信転送機能等は無料で利用できるうれしい仕様となっております。
通話料について前述の「050Plus」と比較すると安くはないものの、30秒あたり8円と、格安SIMにて提供されているサービスや大手キャリアの通話料と比較すると安く提供されております。
その他の特徴としましては国際通話の料金が安い点です。
「SMARTalk」は国際電話で海外で通話した際の通話料が、国内での通話料と同じ30秒当たり8円の金額で利用できますので、そのほかのサービスと比較しても大変安く国際電話を利用することが可能となっております。
通常国内での利用のほか、国際電話での利用が多い方には大変お勧めサービスとなっております。
デメリットとして挙げられる点は119番や110番といった緊急ダイヤルに発信することができないということが挙げられます。
かける機会は少ないとはいえ、緊急の際に電話を掛けられないというのはデメリットといえます。
3.「CITVPlus」
「CITVPlus」もスマホにダウンロードして使用するタイプの通話アプリとなっております。
「CITVPlus」利用の際には初期費用5,000円、月額基本料980円が発生します。
これだけ聞くと前述の二つの通話アプリと比較して「CITVPlus」を選択するメリットがないように思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「CITVPlus」最大の特徴は「03」もしくは「06」等の市外局番を取得することが可能となっております。
お仕事の関係等の利用で、どうしても市外局番の電話番号を取得する必要のある方にはお勧めできるかと思います。
しかし、「CITVPlus」の利用に際しては注意が必要となる点がございます。
一つは119番や110番といった緊急ダイヤルに発信することができないということが挙げられます。
かける機会は少ないとはいえ、緊急の際に電話を掛けられないというのはデメリットといえます。
もう一つは以前の電話番号を新規で取得する必要があるということです。
以前の電話番号を引き継いで使用することができないため、その点もデメリットと言えるでしょう。
以上のことから「CITVPlus」は新規開業等で市外局番の電話番号をを取得する必要のある方にお勧めできる通話アプリといえるでしょう。
WiMAXを固定電話にする際のメリット
これまでWiMAXをを固定電話として利用する方法についてお伝えしてきましたが、ここからはWiMAXを固定電話にした際のメリット、デメリットについてお伝えいたします。
-
電話だけでなくネットを利用することができる
当然ですがWiMAXを利用することで、電話だけでなくネット環境も含めて用意することが可能です。
WiMAXは通信速度が速いこと、更に利用料金が安いことを注目ポイントにしているプロパイダです。
現在他のプロパイダを利用している場合でも、乗り換えの際の割引やキャッシュバックキャンペーン等も随時行っているため、新規の方も他のプロパイダを利用している方の両方にお勧めできます。
-
工事が不要
WiMAXを新規に利用する方でも通信環境を整えるための工事等は不要です。
そのため、お仕事の都合で転勤が多く、インターネット開通のための工事が手間と感じる方や、学生などの一時的なご住まいのためのネット環境のための利用におすすめです。
また、工事が不要ということは、工事にかかる費用も発生しないということですので、通常高額になりがちな導入時の初期費用を安く済ませることができます。
-
外出先でも利用可能
WiMAXは外出先でも利用することが可能ですので、その点も非常に便利になっております。
対応エリアも非常に広く自宅だけではなく外出先においても、インターネットの利用が可能となっております。
WiMAXを固定電話にした際のデメリット
それではメリットについてデメリットも紹介していきたいと思います。
-
緊急ダイヤルに発信できない
上述のIP電話通話アプリの際にもご説明しましたが、デメリットとして挙げられる点は119番や110番といった緊急ダイヤルに発信することができないということが挙げられます。
かける機会は少ないとはいえ、緊急の際に電話を掛けられないというのはデメリットといえます。
-
他のプロパイダを利用している方は解約料に注意
現在WiMAX以外のプロパイダを利用している方は、現在利用しているプロパイダを解約してWiMAXを利用することがほとんどでしょう。
一定のプロパイダの契約では解約の際に解約金等を請求される場合があります。
タイミングによっては解約金を還元してくれる場合もあるので確認してみましょう。
まとめ
WiMAXで固定電話を利用する方法について理解できましたでしょうか?
上記の記事をまとめると、
・電話番号が変わってしまっては困る方はアナログ戻しをおすすめ!
・インターネット上の固定電話利用は、050Plus・SMARTalk・CITVPlusなどを利用する!
大まかにまとめるとこの2点です。
WiMAXを利用する方はインターネット回線として使えるというのが一般的ですが、固定電話の利用も可能だということは知っていて損はないと思います。
興味がある方はぜひ検討して見てください。